最近訪問するようになった老人Eさんも頑固というか・・・
その仙人のような生活ぶりは、とても普通では理解できないものでした。
水道も電気も便所もない、もちろん電気製品は何ひとつありません。
デイサービスも利用してないとのこと。
台所の部分は屋根が落ちてしまい居間の壁さえとれてしまって空がみえます。
玄関に板をうちつけ、それいちめんに漢文でぎっしり何やら書いてあります。
はじめて訪問した日は1月下旬の雪のふる寒い日でした。
玄関を開けて中へ入ったわたしは、その異様な光景に呆然としました。
空の一升びんと古新聞の山の中に、ふとんの抜き綿を敷いて、その中に足を入れうずくまっています。
・・・もちろん、こたつもあんかもありません。